インコの中でも、特によく噛むと言われているウロコインコですが、
本気で噛まれるとほんと痛いですよねぇ。
今回は、
ウロコちゃんの噛み癖を治したいけど、しつけは難しいし…
と諦めている方必見です!
実は、うちのきィちゃんも、突然噛み癖がひどくなって、触れるのが怖い時期がありました。
手は傷だらけで、お世話をするのも恐る恐る…といったそんな日々でした。
ですが、
ウロコちゃんについてたくさん勉強し、色々と試した結果、噛む回数が減り、
今では強く噛まれることはなくなりました。
今回は、わたしの勉強した内容と、
25名のウロコママさんパパさんに教えてもらった貴重な情報をまとめて、
ウロコインコの噛み癖を直す方法について徹底解説して参ります!
ちなみに、
ウロコちゃんの噛み癖は、大人になっても治すことができるので、
諦めずにトライしてほしいとおもいます!
ということで、
今回は、
- ウロコインコが強く噛む理由
- ウロコインコの噛み癖を簡単に治す方法
コチラの2つについてお伝えいたします。
そして、最後に…
絶対にしてはいけないしつけの方法についてもお伝えさせていただきますので、
ぜひ、最後までご覧いただけると嬉しいです。
では、本題に入ります!
ウロコインコが噛む理由とは?
ウロコインコは生後2ヶ月ぐらいから、突然カミカミが始まり、反抗期に突入するコが多いようです。
反抗期は2ヶ月ぐらいから始まり、1歳半ぐらいで終わると言われていますが、
終わりの見えない反抗期の間、噛まれ過ぎて放鳥するのをやめたりと…
ウロコちゃんと触れ合う時間が減ってしまう方も多いようです。
また、
なにもないのに噛む…といった話も聞きますが、
ウロコインコはお利口さんなので、意味もなく強く噛むということは、ほとんどありません。
では、なぜ強く噛むのか?
その理由は、わたしたちの行動が原因となっていることが多いんです。
Twitter・Instagramで、
ウロコパパさんママさんたちにご協力いただき、
「ウロコちゃんがイラっとするときはどんなとき?」
という質問をさせていただきました。
ウロコ友だちのみなさまから、たくさんの回答をいただき、
ウロコちゃんが思わず噛みたくなる理由として…
“私たちの行動“が関係していることがわかりました。
ということで!
ウロコちゃんがイラッとする私たちの行動について、まとめてみましたのでお伝えいたします。
ウロコさんが噛みたくなる行動の
4位・5位は、
サランラップを見たとき
ハサミを見たとき
とのことで…
うちのきィちゃんもサランラップを出しただけで、走って襲ってくるので、
めちゃくちゃイラッとしていますね〜!笑
3位は、
裸足の足の指を見たとき
とのことで、裸足の指を見たらイラッとして、思いっきり噛まれるそうです。
2位は、
スマホを触っているとき
スマホを触っているとイラッとするコが多いようで、スマホを持っている手を目がけて噛みつきにくるようです。
そして、
1位が、
なにかのフタを開けようとしたとき
とのことで、
何かフタを開けようとしたときにイラッとするコが多いとのことで、
水筒を開けようとしたり、ペットボトルを開けようとしたり…といった行動に反応し、噛みつきにくるコがめちゃくちゃ多いようです。
他にも…
たくさんの情報をいただきましたので、そちらについてもお伝えいたします!
ウロコちゃんが噛みたくなる行動は、
- 歯ブラシを見たら
- クチバシをつんつんしたら
- お米を計量カップで計るとき
- ティッシュでを拭くとき
- 床に手を置いたとき
- オニグルミを拾ったときテーブルを拭いたとき
- 目の前を通るだけで噛む
- バッグ類を持っていたら
- シャワーの音が聞こえたら
- くしや爪切りを見たら
- 何か行動を起こしたとき
などといった行動にもカミカミしたくなるそうです。
このように、
ウロコちゃんたちにとってのイラッとポイントは、その子その子によって違うようですね。
ただ、
ウロコちゃんは「イラッとする=噛む」ということだけではありません。
噛む背景には、色んな感情があるようです。
飼い主さんの顔を見るだけでガブっといく子もいるらしいんですが、
それはきっと、イラっとするからではなく、
甘えているからこその行動だと思われます。
ウロコちゃんの噛む理由は、腹が立ったから噛んだというよりも、
「気持ちを伝えたいから噛む」という方がしっくりきます。
というのも、
きィちゃんは、わたしが娘を叱っていると、わたしの首をガブガブ噛みにきて、
必死に娘を守ろうします。
この行動はウロコのきィちゃんだけでなく、
実家のセキセイさんのピピくんも同じ行動をします。
うちの父が母と話をしてるときに、声が大きくなるとケンカをしていると思い、
慌てて父の肩に飛び乗り、母を守ろうとします。
これらの行動は、
決して偶然ではなく、
インコちゃんは噛むという行動で自分の感情を表現し、わたしたちに伝えているんです。
ですので、
噛む理由の背景には、
ウロコちゃん自身の感情があるんだということがわかります。
とは言え、
強く噛まれるのは痛いのでやめてほしいですよねぇ。
その痛い噛み癖ですが、
実は、あるポイントをおさえておくだけで、防ぐことができるんです!
次に、ウロコインコの痛い噛み癖を治す方法についてお伝えいたします。
ウロコインコの強い噛み癖を治す方法
何度も言うようですが、
ウロコちゃんは感情を表現するために噛んで、わたしたちに伝えています。
噛まれたときの行動や、その状況を考えてみると、
ウロコちゃんがイヤだったとされる理由がわかります。
噛まれたときの行動や、状況を把握することで、
ウロコちゃんに噛まれることが劇的に減るんです。
ですので、
噛まれる度に状況をメモしておくと、
ウロコちゃんのイラッとポイントが判るようになってきます。
ちなみに、
きィちゃんのイラッとポイントは、
- ペットボトルを触ったとき
- どんなフタでも開けるとイヤ(マヨネーズのフタもダメ)
- 裸足の指
- お腹が空いたとき
- 知らない人が来たとき
- 相手してほしいとき
- 怖いとき
などです。
状況を理解していると、
きィちゃんの前でこの行動をしないように
気をつけることができるので、
強く噛まれるといったことは、劇的に減ります。
このように、
噛み癖を治す方法は、
ウロコちゃんのイラッとポイントにどれだけ気づくことができるかが大切です!
そして、
羽を膨らませて、角刈りになるのもウロコちゃんが噛む前に見せるポイントのひとつなので、
これらのポイントをおさえておくだけで、無駄に噛まれるといったことは確実に減らせます。
ウロコインコは3歳から5歳の知能を持っているので、
言葉できちんと「噛むと痛いよ」伝え続けることで、
噛む力も加減してくれるようになってきます。
愛情を持って伝えていたら、絶対にきちんと伝わります。
イラッとして噛もうとしても、きちんと伝え続けることで、加減をしてくれるようになり、
強く噛むといったことは、しなくなっていきます。
ただ、そのコの性格や個性にもよると思うので、
3ヶ月ほどやってみて、変化がなかったら、逆にストレスになるかもしれないので、
やめてあげてくださいね。
では最後に、「絶対してはいけないしつけ」についてお伝えいたします。
絶対してはいけないしつけ
間違ったしつけの方法は
- 名前を呼んで怒る
- 体罰を与える
- 甲高い声で怒る
こちらの3つです。
では、その理由について順番にお伝えいたしますね。
名前を呼んで怒る
名前を呼んで怒ると、
賢いインコちゃんは、
「名前を呼ばれるとイヤなことが起きる」
と理解してしまうので、
「名前を呼んで怒る」といったことは、しないほうが良いと言われています。
体罰を与える
これは1番最低な怒り方ですよね。
いま、このブログを見てくれている方で、
このような怒り方をする方はいないと思われますが、
怒るときにデコピンをしたり、クチバシを乱暴に掴んだりする人もいる方がいるそうなんです。
このような体罰をしてもまったく逆効果で…
信頼関係も一気に崩れてしまうので、
絶対してはいけない怒り方ですね。
甲高い声で怒る
インコちゃんは、人間に比べ、高音が聞き取れないと言われています。
ですので、甲高い声で怒っても聞こえない可能性があるので、
キーキーと怒るのではなく、
低い声で伝えるのが、1番インコちゃんの耳に届くようです。
ですので、
声のトーンに気をつけて、伝えてあげてくだいね。
まとめ
今回は、ウロコインコの噛む理由と、噛み癖を治す方法についてお伝えいたしました。
ウロコちゃんの習性や性格にもよるので、
噛み癖を完璧治すことはできませんが、
減らすことは絶対にできるので…
毎日の関わりのなかで、
ウロコちゃんのイヤなことに気づけるよう、
ぜひトライしてみてくださいね!
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