ウロコインコは言葉で伝えることの出来ないため、
仕草や行動で「寒さ」を訴えています。
飼い主であるわたし達が
その仕草や行動にいち早く気づいてあげることで、
冷えによる体調不良を防ぐことができます。
ブラジルやボリビアなどの熱帯雨林出身のウロコちゃんは
暑さには強いのですが、寒さには弱いと言われています。
そんな寒がりなウロコちゃんですが、
寒いアピールをするのが苦手で、
ひっそりと寒さに耐えているコが多いそうなんです。
ということで、
今回は、「ウロコちゃんの寒さに気付いてほしい!」との思いで
ウロコちゃんが寒いときに見せる仕草について徹底的に調べてみました!
このブログを最後まで見ていただくことで、
ウロコインコが寒い時に見せる5つの仕草や行動
寒がっているときにたった1秒で保温できるおすすめアイテム
こちらの2つについてわかります。
ぜひ最後までご覧ください。
ウロコインコが寒い時に見せる仕草や行動5選

ウロコちゃんは喋ることができないので、
仕草や行動でわたし達に気持ちを伝えてくれています。
ですが、
体調が悪くても仕草や行動に出さず、
隠すコが多いといわれています。
というのも、
「体調が悪い」「元気がない」ということがバレてしまうと、
外敵に真っ先に狙われてしまうため、
どんなに体調が悪くても元気に振る舞おうとしてしまうようです。
ですので、
そばにいる私たち人間がウロコちゃんの「寒い」というサインにいち早く気づき、
体調を崩さないように守ってあげる必要があります。
それでは、
ウロコちゃんが寒いときに見せる仕草や行動について、
順番にお伝えさせていただきますね!
膨らんでジッとしている
ウロコちゃんは寒さを感じると、
羽を膨らませて寒さから身を守ろうとします。
全身の羽毛をふくらませることを膨羽と言います。
ウロコちゃんは外に熱を逃がさないように膨羽し、
自分の体温を少しでも暖かく保てるよう、ジッと寒さから身を守っています。
ですので、
もし、ウロコちゃんが羽根を膨らませてジッとしていたら、
寒いよ〜というサインなので、
すぐに保温してあげるようにしてください。
震えている
水浴びをすると、体の体温が急激に下がり、震えるコがいます。
そういえば小学生の頃、プールから出たあとに唇が紫色になって、プルプル震えているコっていましたよね〜
そんな感じで、ウロコちゃんも水浴びをした後は寒い!と感じるようです。
ただ、
水浴びをしたわけではないのに震えている場合は要注意です。
以前、わたしも少し肌寒いなぁと感じたときにきィちゃんをニギコロしたら、
きィちゃんが小刻みに震えているのを感じたことがあります。
ケージに入っているときには全く気づきませんでした。
それからは、
肌寒いなぁと感じたときにはきィちゃんが震えていないか、
注意深く観察するようにしています。
片足立ちをしている
リラックスをしているときや寝る前に
片足立ちをするコも多いんですが、
ウロコちゃんは寒いときにも片足立ちをしています。
目で見てもわかるように、
足は全く羽が生えておらずむき出しになっています。
ですので、
両足で立っていると足元から冷えて体の温度が一気に下がってしまうため、
片足で立ち、もう片方の足を羽毛にしまって温めているようです。
わたし達人間が、
寒い日にポケットに手を入れて暖めるのと同じような感覚ですね!
くちばしを背中に埋める
くちばしも足と同様、
羽に覆われていないので、
羽毛のある背中にくちばしをうずめて放熱を防ぎ、
体温を暖かく保っています。
ただ、
背中にくちばしをうずめて眠るのは「寒いから」という理由だけでなく、
リラックスしているときにも見られます。
一概に寒いから…というわけではなさそうですね。
ですが、
もしもくちばしを背中にうずめて片足立ちをしていたら要注意です!
めちゃくちゃ寒がっている可能性が高いので、
保温してあげるようしましょう。
余談ですが、
以前、アドベンチャーワールド(和歌山県)に行ったときに
フラミンゴさんも片足立ちで背中にくちばしをうずめて寝ていました。
どうしてフラミンゴもこのような体制で眠るのか気になったので、調べてみたところ、
フラミンゴはとっても寒がりさんとのことで、
片足を隠して、長いくちばしも冷やさないように背中にうずめているそうです。
フラミンゴもやっぱり温度調節するためにこのような体制になっているんですね!
くちばしや足が冷たい
くちばしや足は羽毛がないため、
ウロコちゃんの体の温度が1番わかりやすい部位と言えます。
触れて冷たいと感じたら、体全体が冷えている可能性が高いため、保温してあげるようにしましょう。
ただ、同じ環境で過ごしていても、ウロコちゃんもわたし達人間と同じで、それぞれに基礎体温が違います。
うちのセキセイインコのりっちゃんの足はいつでも暖かいんですが、ウロコインコのきィちゃんの足は、基本いつも冷たく感じます。
末端冷え症のわたしと同じで、きィちゃんは根っからの冷え性さんかもしれません。
ただ、残念なことに、ウロコちゃんは、人間のように脇で体温を測ることができないので、日頃触れ合いながら基礎体温を肌で確認することが大切だと言えます。
もし、お家のウロコちゃんが、今回お伝えさせていただいた5つの仕草や行動をしていて寒がっているなぁ…と感じたら、なによりすぐに保温してあげることが大切です。
何もせずに放置していると、間違いなく体調を崩してしまいます。
ですので、できるだけ早くに保温してあげるようにしましょう。
では最後に、寒がっているときにたった1秒で保温できる、めちゃくちゃオススメなアイテムをひとつご紹介させていただきます。
ウロコちゃんをたった1秒で保温できる劇的なアイテムとは、どこの家庭にもひとつはあると思われる、ドライヤーです。
体調不良のときの保温にも、ドライヤーは活躍するんですが…
ただ、使用の際は注意が必要です。
ドライヤーは近くでかけると熱風で火傷をするおそれがあります。ですので、保温する際は、あまり近くからかけないようにしましょう。(・距離に気をつける)
また強風にすると、かなりの風圧で嫌がって逃げるコもいるため、弱(じゃく)でかけるようにしましょう。(・風は弱にする)
ドライヤーの音に怖がるコもいるので、水遊びのあとなど、日頃から頻繁に使用し、ドライヤー音に慣れさせておいてあげると良いでしょう。(・頻繁に使用し慣れさせておく)
これらの注意点に気をつけて、少し離れた距離からやんわりと風をあててあげるようにしてください。
お伝えした5つの仕草や行動は、決して寒いときにだけ見せる行動ではありません。
くちばしを背中に入れて寝ていたとしても、安心して寝ているだけ…ということも多いため、「今すぐ保温しなきゃ!」と慌ててパニックにならないようにしてください。
日頃からウロコちゃんとたくさん関わっている皆さまならきっと大丈夫ですね!
まとめ
今回は、ウロコちゃんが寒いときに見せる仕草や行動を5つご紹介させていただき、寒がっているときに、
ドライヤーで保温する方法についてもご紹介させていただきました。
ただ、寒がっている仕草だと思っていたら、実はしんどいのを隠していた…ということもあるので、保温してあげても、膨らんでいる…ジッとしている…などといった場合は、すぐにかかりつけの動物病院に連れて行ってあげてください。
いつもとちがった仕草にいち早く気付いてあげることで、重症化を防ぐことができます。
秋から冬に変わるこの季節は特に、体調も変化しやすいと言われているので、ウロコちゃんが寒がっていないか、
しっかりと観察してあげてくださいね。
この動画が少しでも皆さまのウロコ’s Lifeに役立つことを祈って…終わりにしたいと思います。
今回も最後までご視聴いただき本当にありがとうございました。
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