インコちゃんを連れて飛行機や電車、バスに乗る場合、
運賃や持ち込み規則など…
さまざまなルールがあるってご存知ですか?
わたし自身どんなルールがあるのか気になったので、
実際にANAやJR、そして大手バス会社に問い合わせをしてみました。
結果…
各交通機関によって持ち込みルールが全く違う!ということが判明しました!
インコちゃんのためにできるだけ旅行は行かないようにしているという方でも、
冠婚葬祭や帰省などで遠方に出向くこともあるかと思われます。
そんなときあなたならどうしますか?
一緒にインコちゃんを連れて行きますか?
友だちがお盆にウロコちゃんを連れて実家に帰るという話を聞き、
インコちゃんを連れて電車に乗る方法や準備物など色々と気になりました。
わたしも従兄弟が東京にいるので、
もし、東京に行くことになったらりっちゃんきィちゃんはどうすればイイんだろう…と心配になりました。
そんな状況になった場合、
インコちゃんのママさんパパさんはどうするのかなぁ?と…気になり、
SNSで質問をさせていただきました。
アンケートの結果…
「家でお留守番をしてもらう」といった回答が1番少なく、
「一緒に連れて行く」といった回答が1番多い結果となりました。
ということで
今回はインコちゃんを連れて旅行や帰省する際の準備物についてお伝えし、
車、飛行機、電車、バスに乗る際の注意点や乗車ルールなど、
問い合わせをして教えてもらった内容も含めて、詳しくお伝えさせていただきます。
気持ちに余裕を持ってインコちゃんを連れて行けるよう、
最後までご覧いただきしっかりと準備をしてもらえたら…と思います。
最後に・・・
話題のペットタクシーについてもご紹介させていただきますので、
行き先に応じてベストな交通機関を選んで下さいね。
ではまずは、
交通機関を利用する際の準備物についてお伝えいたします。
交通機関を利用する際の準備物

交通機関を利用する際の準備物を7つ、順番にご紹介いたします。
キャリーケース
インコちゃんは普段と違う状況でかなり警戒しているため、
パニックを起こす可能性があります。
そんなとき普段使っているケージだと、空間が広くけがをする恐れがあります。
キャリーケースだとせまくてかわいそう…と思うかもしれませんが、
せまい方が安全と言われているので、
必ず専用のキャリーケースを準備するようにしましょう。
使用するまでにキャリーケースに慣れさせてあげると、嫌がらずに入ってくれるはずです。
ここで注意していただきたいのが、
移動中はキャリーケースにお水を入れないようにしてください。
振動などでお水がこぼれるとインコちゃんの体が濡れ、体温が下がって体調を崩す恐れがあります。
お水の代わりに小松菜などの野菜を入れてあげると、水分補給になるのでおすすめです!
ケージカバー
移動中、
知らない人や風景が目に入ってくることは、
インコちゃんにとってかなりのストレスとなります。
ですので、
目的地に着くまではキャリーにケージカバーをかけ、周りが見えないようにしてあげましょう。
また、帰省先に着いてからもケージカバーを突然とるのはやめて、
少し時間をおいてから言葉をかけながらカバーをとるようにしてあげてください。
温度計
帰省先が遠い場合、
気温や温度が変わる場合があります。
夏でも冬でも温度計を持参し、インコちゃんの健康管理に努めましょう。
湯たんぽやヒーター
移動中の電車の中や旅行先でエアコンが効きすぎている場合があるので、
季節に関係なく湯たんぽやヒーターは持っていくようにしましょう。
インコちゃんが体調を崩したときにもヒーターは役立つので必需品ですね!
ただ、キャリーケースの中に玩具を入れると注意!なのが、
ホッカイロを使用するのは絶対にやめてください。
カイロは発熱するときに酸素を消費し、
二酸化炭素を発するそうで、
ケージの中にカイロを入れると酸素がうすくなり、
インコが酸欠に陥り呼吸困難を起こして、最悪死に至る危険があるそうなんです。
ですので、
カイロは絶対に使用しないようにしましょう。
食べ慣れたえさ
環境が変わるとごはんの食べが悪くなるというコもいるので、
必ず、普段食べ慣れている餌を持っていくようにしましょう。
大好きなおやつも持って行ってあげるといいですね。
ジップロックなどに入れていく場合は、
腐らないように乾燥剤も忘れないようにしてください。
安心できる玩具
インコちゃんの普段遊んでいる玩具があれば、
環境が変わっても心が落ち着くので持って行くといいですね。
ただ、パニックを起こしたときに玩具でけがをする恐れがあるので、
キャリーケースの中には入れないようしましょう。
ケージ(帰省先で数日滞在する場合)
帰省先で数日過ごす場合はできればケージを用意してあげましょう。
車での移動なら、普段使っているケージを持って行けば良いのですが、
もし電車や飛行機を利用するならば、
ケージを持って行くのは難しいので、
事前に同じケージを買って、帰省先に送っておくようにしましょう。
普段使っているケージじゃないものを使う場合は、
何度か自宅で使って慣らしてあげると安心ですね!
あと、準備物ではないんですが、
万が一の時のために、
帰省先や旅行先の近くに鳥さんを診ることができる動物病院があるかどうか調べておきましょう。
環境が変わって体調を崩したり、予期せぬ事故があるかもしれません。
そんなときに慌てないためにも、事前に調べておくと安心ですね!
次に車・電車・飛行機・バスを利用する際、
気をつけるべき点やそれぞれのルールについて、お伝えいたします。
車・電車・飛行機・バス利用の際の注意点

気をつけるべき点やそれぞれのルールについて順番にお伝えいたします。
車
運転中は必ずキャリーケースの中に入ってもらい、
怖がるコはケースカバーをかけて安心させてあげましょう。
複数人で車に乗る場合、
できればキャリーケースを膝の上に抱き、しっかり支えて持ってあげるようにしましょう。
途中で声をかけてあげたり、
YouTubeで大好きな音楽を流してあげると安心できるのでおすすめです。
運転中に放鳥すると事故を起こす危険があるので、放鳥するのはやめましょう!
以前、助手席のインコに気を取られ、
自転車をはねてしまうといった悲しい事故が報告されています。
そんな悲しい事故を起こさないためにも…
運転には十分気をつけるようにし、こまめに休憩をとり、窓やドアを開けないように気をつけて、
インコちゃんにも水分補給や栄養補給(えさやおやつ)をさせてあげるといいでしょう!
電車
電車に乗せる場合、
インコちゃんは「手回り品」(てまわりひん)という扱いになります。
JRの場合、運賃は290円(片道)となっています。
手回り品切符は乗車当日に駅の窓口にて購入できるとのことで、
購入時にはインコちゃんを見せる必要があるそうなんです。
手回り品切符は券売機などでは購入できないので少し不便ですね。
JR以外の電車をいくつか調べてみましたが、
無料のところも多く、
電車によって金額もキャリーケースの大きさの上限も全然違うことに驚きました!
電車で行く際は、
乗車する電車の情報を一度調べてみてから利用すると良いですね!
確認方法は、電車の会社名・手回り品と入れて検索するとすぐに確認することができます。
電車に乗せる際はキャリーケースにカバーをかけ、
周りが見えないようにしてあげましょう。
できるだけ通勤ラッシュや帰宅ラッシュなどの混雑した時間帯は避け、
ゆったりとした気持ちで乗れるようにするといいですね!
飛行機
飛行機に乗る場合、
基本的にインコちゃんは「手荷物」という扱いになるそうです。
ですので
一緒に飛行機に乗ることはできず、
インコちゃんはいったんカウンターで預けて貨物室で運搬してもらうことになります。
ちなみに、ANAでは1ケースにつき6,500円(一部路線は4,500円)の運送料がかかるそうです。
貨物室内の温度や湿度は
空調機で管理してくれるそうですが、
外気温などの影響により、少し客室とは環境が異なるそうです。
そして、
乗り降りは屋外になるため夏場はかなり高温になり、
冬場も温度・湿度に大きな変化が生じるそうです。
また、離陸、着陸の時や飛行中に飛行機のエンジン音や風の音などが聞こえるそうで、
音に敏感なインコちゃんにとっては少し辛い環境かもしれませんね…
食事や水は途中で補給できないので、事前にしっかりとエサを入れておいてあげるようにし、
水については車のときと同様、こぼれることのないよう対策しておくようにしてあげてください。
飛行機は気圧の変化が大きいので、
それに耐えられず亡くなってしまうというリスクもあるそうです。
2023年4月〜6月の3ヶ月間で3件も悲しい報告がされていました。
飛行機での移動は短時間で目的地につけるのでとても便利ですが、
インコちゃんと離れて乗らないといけないことが、かなり不安になってしまいますよね。
ちなみに、
peachやJetstarなどのLCCは、ペットを乗せることができないそうです。
もし、わたしがりっちゃんきィちゃんを東京に連れて行くことになったら、
飛行機はやめて新幹線にしようかな…と正直思いました。
バス
夜行バス(高速バス)では、
ペットは乗車できないというバス会社が多いようです。
路線バスについては、
キャリーケースに入っていれば「手荷物品」としてインコちゃんと乗車可能なところが多く、
しかも、
インコちゃんの乗車料金はかからないところが大半だそうです。
ですが、
バス会社によっては手荷物料金として別途必要になる可能性もあるため、
事前に確認してから乗車するようにしてくださいね!
ペットタクシー
最近話題のペットタクシーですが、
ペットタクシーは個人で経営されている方も多く、
数多くのペットタクシーが全国で活躍されています!
24時間体制で夜間緊急対応可能なところもあり、
動物病院まで送迎してくれるそうです。
24時間、しかも年中無休でいつでも利用できるって、
めちゃくちゃありがたいですよね。
値段はそれぞれ違うんですが、
結構良心的な値段のところも多いので、
一度ググってみると良いタクシーに出会えるかもしれませんよ!
まとめ
今回は、
インコちゃんを連れて旅行や帰省する際の準備物についてお伝えし、
車、飛行機、電車、バスに乗る際の注意点や乗車ルールなど、
詳しくお伝えさせていただきました。
旅行や帰省される際はこちらの記事を見ながら準備物を揃えていただき、
余裕を持って出かけるようにしてくださいね。
インコちゃんと素敵な旅が楽しめることを祈っています。
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